阿里巴巴(アリババ)集団とシンガポールの郵便事業会社のシンガポール・ポスト(シングポスト)は28日、投資合意を締結したことを共同で発表した。阿里巴巴が約2億4900万ドル(約253億円)を投じて、シングポストの株式の10.35%を取得する。
双方は戦略的協力覚書にも調印し、国際電子商取引(eコマース)物流プラットフォームを構築することで合意した。このプラットフォームをよりどころとして、阿里巴巴の利用者と店舗はグローバル配送、スピード通関、保管サービス、最後の1キロメートルまでカバーするドアツードアの配送といった供給チェーンの中核的な競争力を獲得することになる。こうして阿里巴巴のビジネスシステムは中国のインターネットショッピング利用者をカバーするのはもとより、世界の消費者にもサービスを提供するようになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月29日