中国外交部(外務省)の洪磊報道官は6日、米国防総省が発表した中国の軍事動向に関する年次報告書について、記者の質問に答えた。人民日報が伝えた。
洪報道官は「米国防総省の報告書は、中国の正常な国防建設、戦略的意図および、領土主権と安全利益を守るための正当な行為を疑問視し、中国の軍事力発展に対してむやみな憶測と評価を行っている。完全に魂胆のあるものだ」としたほか、「報告書は、中米両軍の交流の重要性について肯定的な見方を示している。中国側も中米両軍の交流の強化に努めている。米国が冷戦思考から脱却し、中国の軍事力発展を客観的・理性的に判断し、中国の軍事戦略を曲解・非難することをやめ、このような報告書の発表をやめ、実際の行動でもって中米両軍関係の健全な発展を推進することを願う」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年6月8日