臉萌の人気も「短命」?
アバター作成アプリは、「臉萌」が初めてではないものの、その人気はどれも「短命」だった。例えば、カナダの「Bitstrips」は、リリースから2カ月で40カ国のApp Storeでダウンロード数1位を記録し、ユーザーは約3000万人を数えた。また、中国の「魔漫相机」もリリースからわずか4日で中国地区App Storeの首位に立った。
臉萌も短命に終わってしまうのだろうか?郭CEOは、臉萌は、「個性を求め二次元の世界が好きな90年代生まれの若者のニーズに合っている。FacebookなどのSNSは、趣味などを共有する人の交流の場となっているが、友達との触れ合いという意味合いは少ない。臉萌のアバター作成を通して、若いユーザーに、ユーモアだけでなく、怒りなどのいろんな気持ちを表現してほしい。SNS上で、臉萌で作成したさまざまなアバターが出現するようになってほしい」との見方を示す。
臉萌の使い方
アプリを開くと、まず使い方を説明するイラストが表示される。その後、「男の子」か「女の子」を選ぶと、目や眉毛、鼻、顔の形、口、表情、吹き出しなどを左右にスライドさせて選び、アバターを作成できる。ユーザーのセンス次第では、本人にそっくりのアバターにすることができる。
アバターを作成し、保存すれば、自分のブログなどに投稿したり、友人に送信したり、プロフィール画像にしたりすることができる。臉萌はこれまでのアバター作成アプリよりも、コミカルでかわいいアバターを作成できるのが特徴だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年6月9日