女優の湯唯(タン・ウェイ)の事務所は2日午後、湯唯が韓国人の恋人、キム・テヨン(金泰勇)と婚約したと発表した。湯唯のスポークスマンによると、湯唯とキム・テヨンは双方の両親からの賛同を得ており、この秋に挙式する予定だ。「彼女から見れば、韓国人監督のキム・テヨンは存在しない。彼女はただの女性で、彼はただの男性だ。彼らは相思相愛だ」。新華網が伝えた。
韓国人監督のキム・テヨンは今年45歳で、1979年生まれの湯唯より10歳年上となる。キム・テヨンは韓国・ソウル出身で、ミン・ギュドンと一緒に映画「少女たちの遺言」を監督し、2000年度の百想芸術大賞新人監督賞を受賞した。2006年にはキム・テヨンが監督した「家族の誕生」が大きな評価を得たが、興行成績はふるわなかった。
2010年には映画「レイトオータム」で湯唯と知り合った。当時映画「色·戒」で有名だったが行き詰まりを見せていた湯唯は、韓国で新天地を求めていた。
2011年にキム・テヨンが監督、脚色し、湯唯、玄彬が主演した「レイトオータム」が韓国で上映され、その後湯唯は韓国で大きな人気を集め、同作品により最優秀女優賞を9件も受賞している。
2012年、「レイトオータム」は中国で上映されて好評を集めた。同年の釜山映画展では湯唯が開幕式司会をつとめ、期間中には湯唯とキム・テヨンのデート姿も目撃された。
1年後の10月、湯唯は韓国でCMを撮影し、キム・テヨンと再び会い、友人から恋人へと昇格したという。その後も湯唯は頻繁に韓国を訪れ、キム・テヨンも今年2回北京を訪問している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月3日