今年6月に世界南極観光協会が発表した、昨年の南極観光客数統計によると、中国人が南極観光の三大観光客国の一つであることがあきらかになった。中国人の観光の概念が変化するのにともない、南極や北極の観光が中国の富裕層観光客の注目点の一つとなっている。
胡潤研究院、INTERNATIONAL LUXURY TRAVEL MARKETアジア (ILTM Asia)が6月3日に発表した「中国デラックス観光白書」によると、中国の富裕層観光客203人を対象に行なった調査では、1人あたり年間の旅行費が15万元(約249万円)となっている。
今回の調査対象は南極や北極観光の経験がある北京、上海、広東、天津など全国21の省、直轄市の中国人の富裕層観光客203人で、平均の資産額は6600万元(約11億円)、平均年齢は44歳で、男性が51%を占めている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月12日