2014年8月14日  
 

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女子大生、履歴書写真を修整しすぎて面接で不合格に (2)

企業人事部「誠実性と信用性が疑われる」

人民網日本語版 2014年08月14日16:26

〇解説—履歴書用写真の修正は、真実性と信用性に関わる問題

記者は13日、沈さんを不採用とした商場の人事部に連絡を取った。沈さんを面接した傅マネージャーは、彼女を不採用とした理由について、「履歴書用写真と実物とのギャップがあまりにも大きかった」と説明した。

傅マネージャーは、「履歴書による書面審査で、応募者の印象がかなり良い場合、面接もうまく進むケースが多い。だが、我々が何よりも重視するのは、本人の誠実さだ。もし、履歴書の写真と本人とが全く違う場合、面接での印象が格段に下がるだけではなく、本人にとってマイナスのイメージにつながる」と指摘した。

安徽中天恒弁護士事務所の共同運営者である姜万東弁護士は、これについて、次の通り説明した。

履歴書用写真に加工を施すことは、法律には抵触しないが、信用の問題に大きく関わる。企業にとって、ある人物を採用するか否かの決め手となるのは、本人の学歴や職歴だけではなく、面接での印象がより重要になる。面接の時点で、履歴書用写真が加工されたものであることが判明すれば、人事担当者は、応募者が信用に足る人物ではないと判断する可能性が高く、さらには履歴自体の真実性についても疑いを持つかもしれない。

〇専門家の助言「応募先に応じて、履歴書用写真の雰囲気も変えると良い」

安徽省労動法専門委員会の委員は、「応募先に応じて、履歴書用写真も、そこに相応しい雰囲気のものに変えることは有効だ」と、次の通り提案した。

弁護士、教師、財務担当者など、高い専門性が求められる職種の場合は、正装を着用し、端正な表情で撮影すると良い。一方、ショッピングアドバイザー、販売職、PR担当者などの職種なら、比較的カジュアルな雰囲気で、生き生きと写っている写真の方が良い。服装はスーツが基本だが、表情は少しくだけた、活発な感じが効果的だろう。司会者、美容関係、芸術関係などの分野の仕事に応募するなら、少し化粧を施し、最近撮影した生活感にあふれた写真を使っても良い。服装は、TPOをわきまえた、落ち着いた雰囲気のものが適切だ。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年8月14日


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