2014年8月28日  
 

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上海郵政が格安宅配便サービス開始 2日後到着で100円から

人民網日本語版 2014年08月28日08:33

即日集荷、2日後到着、配送料は6元(約100円)から――。上海郵政は8月下旬より、市内宅配便サービス「快寄」を開始し、同市の宅配業に大きな衝撃を与えている。解放日報が伝えた。

上海市の宅配便の送料は、市内・2日後到着の場合6-8元(約100-135円)。一方、中国郵政のEMSは10元(約170円)前後と割高だった。しかし、このたび上海郵政が打ち出した「快寄」サービスは価格も格安で、民間の宅配便会社や業界内をあっと言わせている。

業界関係者は「ここ数年、人件費や物流コストの高まりに伴い、民間の宅配便会社は送料を赤字すれすれにまで落としている。郵政は、民間会社のこうした弱点に付け込んで、大幅な値下げにより、新たな価格戦争を引き起こすつもりなのかもしれない」との見方を示す。

中国郵政11185顧客サービスセンターのスタッフは「快寄はEMSとは違い、上海郵政独自のサービスで、包装資材なども異なる」と説明する。上海郵政公司はすでに市内の500以上の郵便局で同サービスを開設し、微信(WeChat)のパブリックアカウントを開設するなど、流行のネットツールを取り入れたサービスを展開している。

「快寄」の送料は従来の重量換算ではなく、封筒・箱のサイズによって決定する。上海郵政は2サイズの封筒、3種類の紙箱を提供し、これらの包装資材の値段(6元-20元、約100-340円)がそのまま送料になる。上述のスタッフによると、「箱の中の物品がどれだけ重くとも、箱に入りさえすれば追加料金は無い」という。

上海各地に設置されている新聞・雑誌の販売スタンド「東方書報亭」でも「快寄」サービスが始まっている。すでに100カ所の東方書報亭で集荷受付が始まっており、将来的には700カ所以上で封筒の販売や集荷などを実施する予定だという。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年8月27日

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