2014年8月29日  
 

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中国経済の新たな成長源 トップは公共消費型投資 (2)

人民網日本語版 2014年08月29日08:17

第二の成長源は、生産能力のグリーン化とバージョンアップだ。中国の製造業は生産能力および生産量ではすでに世界トップクラスだが、各種の生産設備に高汚染・高エネルギー消費の場合が多い。こうした生産能力をバージョンアップさせて近代型の効率の高い生産能力にするには、投資が必要であり、その投資のプロセスは長期にわたり中国の経済成長を牽引するものとなる。おおまかな予測によると、エネルギー消費5大産業(有色金属、鉄鋼、電力、化学工業、建築材料)が一連の高汚染・高エネルギー消費の生産能力を刷新するには、10年の時間がかかり、その間は国内総生産(GDP)成長率を毎年1%引き上げることになる。またこれによってもたらされた低汚染・低エネルギー消費の生産能力は国民に長らく利益を与えることになる。

第三の成長源は、国民の消費だ。2007年以降、中国国民の消費がGDPに占める割合が上昇を続けており、試算によれば現在は45%前後まで上昇したが、国民の消費が経済成長の真に重要な成長源になるには、対GDP比が50%を超える必要がある。それにはまだ4~5年の時間がかかるとみられる。

以上のことをまとめると、中国で最も早く出現し、長期にわたってよりどころとなる最大の成長源は、公共消費型の投資だといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年8月29日


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