国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた連休期間中、新種の国産菊2万株が天安門広場の花壇を飾る。北京のメインストリート・長安街の立体花壇がさらに美しさを増すことになる。筆者はこのほど、その花を一足早く見ようと、北京城建園林緑化集団傘下の花卉企業を訪ねると、資源の節約のため、今回使われる花は回収後、肥料として再生されることが分かった。法制晩報が報じた。
花を回收して肥料に
これまでは、国慶節期間中に飾られた花は回収後、花や木の土に使われていただけで、枯れてしまった後はその栄養素が十分に活用されることはなかった。
今年は、緑化における廃棄物を花の生産に使うプロジェクトが実施されており、国慶節期間中に飾られた全ての花を回収後、殺菌処理し、肥料として再生する。
同技術が今後、北京市の園林業界全体で推進されれば、園林の廃棄物の利用率向上や園林のごみ処理につながるだけでなく、これまで使われていた化学肥料の代わりになるため、生産コストが10%カットできる見込みだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年9月18日