韓国は開催国の特権で、インチョンアジア大会の初日・2日目に自国の得意な競技を集中させ、メダル獲得数で一時は中国を抑えてトップに立った。しかし3日目に入ると、全体的に高い実力を誇る中国が金メダル獲得数・メダル獲得数でいずれも韓国を大きく引き離し、「王者の帰還」となった。
体操の女子団体総合が22日に行われ、午前中にすばらしい演技を見せた中国代表が229.300点で金メダルに輝いた。中国体操女子はこれで団体11連覇となる。朝鮮が銀メダル、日本が銅メダルを獲得した。<詳細へ>
【射撃女子10メートル、一度は中国失格も、判定が再度覆され金メダルを取り戻す】
射撃女子10メートルエアライフル団体戦の試合中にアクシデントが発生した。易思玲、武柳希、張彬彬の3選手からなる中国チームは、1253.8点で世界記録を更新して優勝したが、射撃後の装備検査で張彬彬選手がおもりの規定を違反したとの判定がなされ、中国は一度は失格とされてしまった。しかし、中国チームの抗議の結果、射撃前の検査では審判は中国チームの装備を合格と判定していたことから、中国チームの成績は有効であるとの結論に至り、中国は金メダルを再び取り戻した。<詳細へ>
インチョンアジア大会は22日、バドミントン女子団体の決勝を行い、開催国の韓国と中国が対戦した。最強の布陣で挑んだ中国は3試合連続の逆転勝利を収め、3-0で韓国を下し、アジア大会5連覇を果たした。<詳細へ>
大会初日・2日目に金メダルが無かった中国の重量挙げチームだが、22日についに念願の金メダルが得られた。オリンピック金メダリストの林清峰選手と朝鮮の金明赫選手はいずれもトータル342キロだったが、林選手の方が金選手よりも体重が軽かったため優勝、重量挙げで中国初の金となった。<詳細へ>
バドミントン男子団体の準決勝で、中国はマレーシアと対戦した。諶竜は2-1で李宗偉を破り、徐晨/張楠は3-0で陳文宏/雲天豪に勝利、林丹は2-0で張維峰を圧倒、中国はマレーシアを3-0で破り決勝に進出した。決勝では、開催国韓国と金ダルをかけて対戦する。<詳細へ>
「人民網日本語版」2014年9月23日