湖南省長沙市中級人民法院は19日、英国に本社を置く製薬大手グラクソスミスクラインの中国法人・葛蘭素史克(中国)投資有限公司と同公司の関係者のマーク・ライリー被告らの非国家公務員への贈賄、および非国家公務員からの収賄の容疑をめぐり、法律に基づいて非公開の裁判を行い、即日判決が言い渡された。同公司に30億元(約532億円)の罰金が科され、中国での過去最高の罰金額となり、ライリー被告らには執行猶予付の2~3年の懲役刑が言い渡された。
同法院によると、人民検察院は同公司と被告らの犯罪事実を明確に指摘し、確実で十分な証拠があることから、容疑が成立した。ライリー被告は自主的に英国から中国に来て取り調べを受け、犯罪事実をありのままに供述したことから、自首にあたるとされた。その他の被告も犯罪事実をありのままに供述し、自首をしたという情状酌量の余地があること、進んで罪を認めていることから、法律に基づいて処分が軽減された。検察機関も裁判所に減刑を提起している。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月21日