関連規定に違反した運転手には、警告あるいは50元以上200元以下(約870円以上3500円以下)の罰金が科せられる。このほか、空港、鉄道駅、バス停留所、港湾、公共交通ターミナルなど多数の乗客が集散する場所において、指示に従わず客引き行為を行った運転手は、罰金500元以上2千元以下(約8700円以上3万5千円以下)の対象となる。
タクシー運転手の安全問題が、数年前から注目されている。規定では、「乗客が、遠く離れた辺鄙な場所や普段滅多に行くことのない場所に行くよう求めた時、あるいは夜間に市街地を離れるよう求めた時には、ドライバーは、乗客と共に最寄りの関連部門に赴き、行政部門で確認・登録手続きを行うことができる」と明確に定められている。乗客が協力しない場合、運転手はサービスの提供を拒否する権利がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月21日