「マドリードにこんなに多くの中国語学習の資源があると初めて知った。本当に素晴らしい!」とマドリードの中国文化センターを見学したカルメンさんは、興奮した様子でこう語った。人民日報が伝えた。
カルメンさんはマドリード救急センターの従業員だ。仕事の際に時折中国人が救援要請の電話をしてくることがあるが、言葉が通じないために意思の疎通が図れなかった。このためカルメンさんはずっと、中国語を学んで困っている中国人を支援したいと考えていた。マドリード区役所が今年「公共機関職員研修計画」で無料の中国語研修を提供していると知ったカルメンさんは、すぐに申し込んだ。
司法機関で働くピラールさんも「とても印象深い。中国の古典芸術にしろ料理にしろ、中国文化に興味を引かれる。今回幸運にも中国語教室に参加できたので、このチャンスにしっかり勉強して中国文化への理解を深めたい」と語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年10月24日