2014年11月18日  
 

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上海・香港株相互取り引きは世界の投資版図を変える可能性 (2)

人民網日本語版 2014年11月18日15:00

米紙「インターナショナル・ビジネス・タイムス」によると、今回の措置は外国人投資家が13兆元規模の中国株式市場に足を踏み入れるという史上初の動きを認可するものだ。上海・香港両市場が連携することにより、世界の3大市場の仲間入りをする証券市場が誕生することになる。時価総額は5兆6千億ドル(1ドルは約116.5円)で、ロンドンと東京を上回る市場だ。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、今回うち出された滬港通は1980年代に英国・ロンドンで起きた「金融ビッグ・バン」に似ている。ロンドンは変革を経てニューヨークと肩を並べるようになり、世界トップクラスの金融センターになった。今回の措置は中国が外国人投資家に最大限の市場投資チャンスを与えるものであり、香港の金融センターとしての将来を大陸部と緊密に結びつけるものでもあるという。

香港の財政・経済・金融界では滬港通のスタートを歓迎する声が多数を占める。「(大陸部の)中央政府の支援」が、香港世論の滬港通に対する評価のキーワードだ。香港特別行政区の梁振英行政長官は香港で行われた滬港通の始動式でのあいさつの中で、「滬港通は香港の金融センターを格上げする上での重要な措置だ。香港は世界の主要な国際的金融センターであり、『一国二制度』の方針の下、今後は国内と国外とを結ぶ『スーパー仲介者』になる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年11月18日


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