「春節には必ずお見合いされられる」―祝日などの長期休暇が近づくたびに、早く結婚するよう両親から迫られる若者は少なくない。婚活サイト大手の百合網と中国人口福利基金が共同で取りまとめた「2013年中国人結婚・恋愛状況調査報告」によると、「早く結婚するよう催促された」経験のある人は、回答者の6割に上った。
今回の調査は、オンラインによるアンケート方式で行われ、有効回答数は約10万件、回答者の平均年齢は29.87歳だった。
報告によると、「両親から早く結婚するよう催促された」具体的事例のトップ3は順次、「三蔵法師のように、同じセリフを繰り返し聞かされた(43.6%)」「親戚・友人がタッグを組み、圧力をかけられた(19.4%)」「強制的にさまざまなお見合いパーティに行かされた(18.3%)」。
このほか、「春節の家族での食事会に、ペアの食器を並べて置く」「お見合いイベントに駆けつけて手伝う」「お見合い番組に子供を応募する」など、さまざまな方法によって、子供の結婚を実現させようと努力する親がいることも、回答者から寄せられた。