7. 小物官僚の巨額な汚職
これは、中国の公務員の幹部でも最も位の低い小物官僚が巨額な汚職事件に手を染める現象を指す。このような汚職官僚は、最も末端の組織に属し、その汚職行為は直接大衆の利益に危害を及ぼすため、国家へのダメージも大きい。最近、河北省秦皇島市管理局の元副調査研究員で、北戴河区給水総公司元総経理の馬超群が汚職、収賂、公金の使い込みなどの罪で逮捕され、現在調査を受けている。馬の自宅で見つかった現金は、1億2000万元(約22億8120万円)のほか、金37キロ、北京と秦皇島などの不動産物件、68軒に上った。このニュースが流れると、「小物官僚の巨額な汚職」の話題は再び盛り上がり、事件は世論の注目を浴びた。
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