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北京の新卒者の就職率、短大生が博士を上回る

人民網日本語版 2015年01月07日16:53

北京市はこのほど、「2014年北京地区大学卒業生就職の質・年度報告」を発表した。昨年10月31日までの統計で新卒者の就職率が90%を超えた北京地区の大学は87校にのぼった。専攻別の就職率ランキングでは、獣医学や水産など人気のそれほど高くない専攻の就職率が100%に達した。京華時報が伝えた。

▽全体就職率96.64%

北京市教育委員会の昨年10月末までの統計によると、2014年の北京地区の大学新卒者は22万3000人余りで、そのうち短期大学(高等専門学校含む)の新卒者は3万4000人余り、学部新卒者は11万3000人近く、修士新卒者は6万人余り、博士新卒者は約1万5000人だった。北京以外に戸籍のある学生のうち北京で就職した学生は同グループの45.6%を占める5万623人だった。統計によると、2014年の北京地区の大学のうち、新卒者の就職率が90%を超えた大学は87大学を数えた。高等教育機関の卒業者全体の就職率は96.64%に達し、各学歴レベルの新卒者の就職率は高い水準を保った。

▽短期大学生の就職率が最高

専攻別に就職率を見ると、専門性の高い専攻や人気のない専攻が就職に強い傾向が見て取れる。力学や水産、図書情報、軍隊指揮、資源調査、兵器科学技術などの専攻の就職率は100%に達した。

新卒者の学歴レベルによる就職率の違いも見られた。「学歴が高いほど仕事を見つけやすい」というイメージがあるが、調査ではその反対の結果が出ている。就職率が最も高かったのは短期大学の96.88%で、これに学部の96.65%が続き、修士課程と博士課程の大学院新卒者の就職率は96.58%と96.20%だった。


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