LinkedIn、Facebook、Twitter――。国外では多くの大学生がこれらの人気ソーシャルメディアを使って社交範囲を広げ、求人情報を収集している。これらのツールを活用して、注目している企業の担当者と直接話をしたという人も多い。ユーザーエクスペリエンスの深化に伴い、各ソーシャルメディアでは業界ごと、あるいは興味・趣味ごとに「社交圏」を細分化する傾向が強まっており、ビジネス色も強まっている。米国の大学もこのすう勢に注目し始めており、就職を控えた学生の「イメージチェンジ」を支援している。北京日報が伝えた。
スタンフォード大学の学生、ルイス・ハミルトンさんは、ユナイテッド航空での就職を希望していた。ある日、LinkedInの「もしかして知り合い?」欄に、同社の人事担当者の名前が表示されていた。何度かのやり取りの末、ルイスさんは同社の面接の機会を勝ち取ることができた。
ニコレット・フォートウェインさんは夏休みにウォール街でインターンをしたいと考え、Facebookで米ビラノバ大学の卒業者に、「真面目な努力家です。金融関係のインターンの機会を探しています」とする、自分を推薦する書き込みを行った。ニコレットさんも望みを叶えることができた。