中国の若者の多くは、微信(WeChat)のソーシャル機能「モーメンツ(朋友圏)」を毎日必ず利用している。彼らの中には、自分撮りや料理の写真を絶えずアップする人、理由もなく深刻ぶる人、微信で通販代行を始めて、日がな一日セールスに余念がない人など、さまざまな人がいる。「モーメンツ」の中で、読者が「最も気に入らない人」は、どんな人だろうか?中国青年報が報じた。
中国青年報社会調査センターはこのほど、マーケティングリサーチの北京益派市場咨詢有限公司(益派諮訊)を通じて2356人を対象としたアンケート調査を実施した。この結果、回答者のうち、「微信のモーメンツを頻繁に使っている」と答えた人は67.7%を占め、「たまに使う」は26.9%にとどまった。また、約8割(78.2%)の人が、「モーメンツで、気分を害するような情報に出くわした経験がある」と答えた。
「気分を害するような情報を発信する人」について具体的に訊ねたところ、「(○○人に転送しないと不幸になるなど)チェーンメールを投稿する人」が最も多かった(67.1%)。「通販代行の売り込み(63.3%)をする人」「デマを書き込む人(56.6%)」「理由もなく深刻ぶる人(46.4%)」「同様の発言や内容を繰り返し書きこむ人(44.2%)」も、「有害で煩わしい人」として挙がった。
このほか、嫌われる人として挙がったのは、「回答者を指名する人(33.0%)」「『必見』と書き込む人(31.4%)」「『いいね!』を集めるために書き込む人 (29.8%)」「『[能力・性格]テストを書き込む人(24.6%)』などだった。