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サラリーマンの4割、「年末ボーナス次第で転職考える」 (2)

人民網日本語版 2015年02月02日15:21

業界別では、エネルギー、鉱物、環境保護各業界のサラリーマンの年末ボーナス支給額は平均2万4千元(約45万円)、金融業および政府機関の支給額平均も2万元(約38万円)を超え、他の業界を上回った。不動産業・建築業の年末ボーナス支給額は平均1万2千元(約23万円)。年末ボーナスが最も低かった業界はサービス業で、平均約7千元(約13万円)だった。

勤続年数とボーナスとの関係を見てみると、勤続年数が長ければ長いほど、年末ボーナスの平均支給額は高かった。勤続年数10年以上のサラリーマンの年末ボーナス支給額は平均2万8千元(約53万円)。勤続年数が3年以下の場合は、支給額の差はほぼ無かった。今回の調査から、「勤続3年」が、ボーナス平均支給額が上がるか否かの分かれ目となっていることが明らかになった。

このほか、国有企業の年末ボーナス平均支給額はかなり高く、約2万元(約38万円)。これに対し、民間企業の平均支給額はやや低く、1万元(約19万円)あまりだった。

今回の調査では、「年末ボーナスを非常に重要視している」と答えたサラリーマンが大多数を占めた。彼らが仕事の報酬・福利厚生レベルを評価する上で、年末ボーナスに対する重要度は5点満点で3.8ポイントに達した。

2014年、中国国内の多くの業界が、大きなダメージに直面した。回答者のうち20%以上の人が、「年末ボーナスは横ばいだった(もともと支給されない人も含む)」と答えた。また、「会社の業績がかなり悪く、年末ボーナスの支給額が減った」人は20%、「転職して新しい職に就いたばかりなので年末ボーナスが出なかった」人は20%、「冷酷な雇用主によって年末ボーナスは減らされた」人も20%いた。

年末ボーナスの支給状況は、果たして転職のきっかけとなるのだろうか?調査によると、サラリーマンの4割が、「年末ボーナス次第で転職を考えるかもしれない」と答えた。このうち、「年末ボーナスは、転職の重要な決め手となる」と断言した人は18.6%を占めた。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年2月2日


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