●データ:東北人はレザー・ファー製品、上海人はバッグが好き
クラウド経済分布図を見ると、各地域の購入商品トップ5と販売商品トップ5が一目で分かる。統計データによると、携帯電話、ダウンコート、ウールコート、ブーツ、ウールのセーターなどは、全国随所で、買い物好きの女性に好んで買われている商品だ。北京、広東、陝西など約20省(自治区・直轄市)と主要都市では軒並み、購入商品の首位は携帯電話だった。
女性たちのショッピング事情は、人によってかなり異なる。だが、東北部の女性に共通する、お気に入りの商品があった。それは、「レザー・ファー製品」だ。たとえば、哈爾濱(ハルビン)市では、2014年の購入商品トップ5のうち、レザー・ファー製品は第4位に入り、年間の購入量は、他の都市を大きく引き離した。一方、上海の女性が好んで買う商品は「バッグ」だった。2014年、上海人が最も多く購入する商品トップ5には、女性用バッグがランクインした。
ネットショッピングで購入される商品のうち、食品の占める割合が高かった都市トップ10は順次、舟山、上海、杭州、南京、寧波、無錫、湖州、紹興、馬鞍山、鎮江。このうち浙江省の都市が6つ含まれていることから、同省が「食いしん坊の集中エリア」であることは一目瞭然だ。
全体に占める食品販売量の割合が高い地域については、新疆維吾爾(ウイグル)自治区がトップに立った。販売商品のうち食品が占める割合は、同自治区阿拉爾(アラル)市が83%、阿克蘇(アクス)地区が74%だった。続く第2位は台湾地区で、台南県では、ネットショッピングで販売されている商品の67%が食品だった。このほか、黒竜江、内蒙古(内モンゴル)、甘粛、陝西、安徽など豊富な特産物を擁する地域がランクインした。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年3月6日