◎お弁当文化 幸せな暮らしを伝える
小さくてかわいらしい箱(お弁当箱という)の中に、食べ物がこれまたきれいに、かわいらしく入っているものを、お弁当と言いう。
日本におけるお弁当、それは仕事や学校に行くお父さんや子どものための、主にお昼ご飯として用意されていることが多い。食事を外ですることがなくて済むように、事前に調理されたものを持って行く。しかもそれがきちんと、ごはんとおかずとなっていることが多いでいので、お弁当箱自体や、それに伴うグッズも工夫され、きちんと仕切りが入っているものがほとんどだ。このようなものを日本人は「お弁当」と、呼んでいる。
中国人男性と結婚し、北京で暮らす吉井忍さんが去年、中国の大手SNSサイト・豆瓣に2年近く投稿し続けた「弁当日記」をまとめ「四季の弁当」を出版した。吉井さんの夫はいつも「愛妻弁当」食べでおり、周りの友人らに羨ましがられているという。
吉井さんが作る料理一つ一つには、たくさんの思い出も詰まっている。例えば、お父さんが作ってくれたお好み焼き。また、いろんな料理を作っている時に、感傷に浸ることもある。>>