1997年、バーレーンのガルフ航空機が、アラブ首長国連邦の首都アブダビで離陸しようとした際、強風にあおられて滑走路から外れ、乗客86人が負傷した。
2000年8月23日、ガルフ航空機がエジプトのカイロからバーレーンの首都マナーマに向かう途中、バーレーン付近のペルシャ湾に墜落。乗客135人、乗員8人全員が死亡した。
2006年5月3日、アルメニアのアルマビア航空機が、ロシアのソチに向かっていた途中、激しい雨という悪天候に見舞われ、黒海に墜落。乗客乗員113人全員が死亡した。
2007年7月18日、乗客乗員187人を乗せたブラジルのTAM航空機がサンパウロのコンゴニャス国際空港に着陸した後、オーバーランし、倉庫やガソリンスタンドに衝突し炎上。地上の11人を含む198人が死亡した。
2009年1月15日、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が空港離陸直後、両エンジンの同時バードストライクにより両エンジンが停止。パイロットが人口が密集するニューヨーク市内を避けて、マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水させた。乗客乗員155人全員が無事だった。
2010年7月28日、パキスタンの航空会社エアブルー機が、目的地であるイスラマバードへの着陸直前に、近郊の空港北西14キロ地点のマルガラ丘陵に墜落。乗客146人、乗員6人全員が死亡した。事故当時、上空は濃霧で覆われ、強い雨が降っていたことが事故原因と見られている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年3月25日