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人民網日本語版>>政治

「アジアのモデル」が歴史問題でしらばくれてはならない (2)

人民網日本語版 2015年04月09日13:44

 外交青書には戦後日本の外交努力を論じた部分があり「日本は民主主義、基本的人権の尊重、法の支配を基に社会を構築し、アジア諸国にモデルを提供した」と指摘した。戦後日本の近代化の発展を否定する人はいない。問題はこの発展の平和的基礎がまだ非常に表面的であるということだ。日本政府が現代日本国民の基本的人権を尊重しようとするのは評価に値するが、侵略時に他国の人権を深刻に害した罪はなぜ度々避けようとするのか。慰安婦問題について青書は、日本の大手紙が慰安婦強制連行報道を撤回したことに特に言及して、日本侵略軍による慰安婦強制連行の事実の否定を試みている。いったいこれが戦争責任に対する「深い反省」と言えるだろうか。

 世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたり、歴史問題、領土問題における日本政府の拙劣な態度は自らの言う「深い反省」とは天と地ほどの差がある。真の「アジアのモデル」は歴史問題で「しらばくれる」ことは決してなく、責任を負い、反省する勇気を持つべきだということを日本は知る必要がある。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年4月9日


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