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北京、大気汚染改善のため「交通渋滞費」導入か (2)

人民網日本語版 2015年04月22日14:40

目標達成に向け「渋滞費」の導入も

陳局長によると、今年、大気汚染を改善するべく、84項目の計画が実施されており、そのほとんどが順調に進んでいる。うち、石炭火力発電所2カ所の営業停止や大気重度汚染緊急マニュアルの改訂、自動車の総量の抑制、新エネルギー車の走行を規制しない政策の制定、新エネルギータクシーの導入強化、汚染物質の排出削減、市区(県)の2級環境モニタリングの標準化などが終わっている。その他の78項目も、着実に推進されている。

PM2.5の年平均濃度前年比5%減という目標を達成するべく、北京は4-12月、石炭燃焼の減少やガソリン燃焼減少を目的とした自動車の総量抑制、汚染物質の排出削減、清掃強化などに引き続き力を入れ、相応の政策支援も実施する。また、汚染物質排出費の徴収を開始するほか、揮発性有機物の排出費、交通渋滞費の制定、有料駐車場の最適化、新エネルギー車の駐車料金・通行料金の減免などの優待策も実施する。

その他、7業界に対する大気汚染の原因となる汚染物質の排出基準の制定、実施も行う。また、▽ガソリンで走るタクシーの使用期限を8年から6年に短縮する▽電気自動車に対して走行制限を実施しない▽新ディーゼル車に対しては「中国第5段階の自動車排出基準」を適用する――といった内容の規定を打ち出すほか、大気重度汚染緊急マニュアルを改訂する。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年4月22日


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