中国人150人が在ネパール大使館の庭で夜を過ごす
同部領事司によると、大地震発生後、カトマンズのトリブバン国際空港における離着陸が制限されており、多くの中国人観光客が足止めされている。そのため、同部が早急に応急対策を講じ、関連の部門と協力して在ネパール使館が関連の業務を迅速に展開できるよう指揮している。
呉春太・駐ネパール中国大使によると、地震発生後、多くの中国人観光客が室内で夜を過ごすことに恐れを感じたため、在ネパール大使館は領事部の庭を開放して中国人観光客約150人を受け入れた。同大使館は毛布や水などの物資も提供している。また、ネパールの中国系企業の協会に連絡したほか、医療チームも組織し、中国人に対する援助に加わるよう手配した。現時点で、同地震で、中国人4人が死亡したほか、10人が重傷を負ったことが確認されている。その他、在ネパール中国大使館は25日午後、空港に職員を派遣し、帰国した中国人のリスト作成や関連の物資状況の確認、航空便の手配などを行っている。