中国人350人が空港で足止め
現在、中国人観光客約350人がトリブバン国際空港で足止めされている。
大地震発生後、劉武官も空港に駆け付け、足止めされている中国人観光客に、大使館のサポートを紹介するなどして、冷静に対応するよう促した。ある中国人観光客は取材に対して、「皆で励まし合い、老人や病人、障害者などが先に飛行機で帰国できるよう協力した。とても秩序立っている」と話した。
中国国家旅游(観光)局のネパール駐在事務所も、ネパールに滞在している中国人観光客が安全を確保できるよう、全力で大使館と協力を展開し、サポートを求める中国人観光客が飲用水や食品を購入できるようサポートしている。また、現地の旅行社と連絡を取り、中国人観光客の安否を確認している。
地震発生後、トリブバン国際空港は一時閉鎖され、飛行機の離着陸もできなくなった。中国人観光客の謝斌さんによると、「当時、空港内には中国人観光客数百人が集合し、助けあった」という。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年4月27日