無人潜水艇「海馬号」(資料写真)
中国地質調査局広州海洋地質調査局の調査船「海洋6号」は28日午前10時、広州の東江口海洋地質専用埠頭から太平洋に向け出港し、深海資源調査および大洋科学調査第36回調査の任務を開始した。海洋6号は5年連続で大洋科学調査を実施しているが、今回の調査期間は過去最長となる。注目すべきは、中国が独自に開発した水深4500メートル級無人潜水艇(ROV)「海馬号」が母船の海洋6号に輸送され、西太平洋で初の大洋科学調査を実施することだ。科技日報が伝えた。
海洋6号は中国地質調査局の深海資源調査と、中国大洋科学調査第36回調査を実施する。深海資源調査では、80日に渡り海上調査活動を展開する。大洋科学調査第36回調査の期間は約120日。海洋6号は東太平洋と太平洋中央の海域に向かい、資源・環境・生物などの調査を実施する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年4月29日