アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで、世界で初めてオフィスビルを3Dプリンタで建築するプロジェクトが計画されている。UAEを世界イノベーションセンターにしたい考えだ。中国新聞網が海外メディアの報道を引用して報じた。
中国の3Dプリント技術会社である盈創(WinSun)が同計画を請け負う。使用されるのは高さ約6メートルの3Dプリンタ。鉄筋コンクリートや石膏、プラスチックなどの材料を使って、外壁だけでなく、中の家具なども「プリント」される。
UAEは、3Dプリント技術を使うと、工期が短縮できるだけでなく、人件費を50%、建設廃棄物を30-60%削減できると見ている。完成後、同ビルは、投資額1億3600万ドル(約163億2千万円)の「未来のミュージアム(Museum of the Future)」の臨時本部として使用される計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月2日