中国黒竜江省哈爾濱(ハルビン)と欧州を結ぶ国際貨物列車は、貨物を満載した第1便が6月28日、15日間の9820キロメートルに及ぶ旅を終えて、ついに目的地のドイツ・ハンブルクに到着した。貨物は鉄道輸送、陸上輸送、水上輸送でドイツ各地や欧州各地に送られる。人民網が伝えた。
第1便の列車は6月13日に哈爾濱を出発し、内蒙古(モンゴル)自治区満洲里市を経てロシア国内に入り、バイカル地方、チタを通り、シベリア鉄道に接続し、エカテリンブルク、モスクワ、ベラルーシ、ポーランド・マワシェビチェを通過し、ハンブルクに到着した。
この列車には49個のコンテナが積まれ、主に電子ユニット部品や液晶ディスプレー部品など15品目の貨物が運ばれた。
ドイツ鉄道会社の顧問を務めるヘルムート・アンケ氏(音訳)は、「ルートの開通により双方の貿易がより簡便で迅速なものになった。ここをよりどころに中独の経済交流・協力のスピードアップやバージョンアップを促進し、両国民の友好関係をより強化したい」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月2日