フィリピンの求める南中国海仲裁手続きが7日に開廷した。中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は7日の定例記者会見で「中国はこれを受け入れず、参加しないとの立場を繰り返し明らかにしてきた」と表明した。
華報道官は「中国との数度の共通認識および南中国海における各国の行動宣言における約束に反するフィリピン側の一方的な仲裁手続きに対して、中国はこれを受け入れず、参加しないとの立場を繰り返し明らかにしてきた。仲裁手続きを求め、推進するフィリピン側のいかなるやり方にも中国は反対する。中国政府は昨年12月に発表したフィリピンの提起した南中国海管轄権問題の仲裁手続きに関する立場文書で、すでに立場を明らかに表明している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月8日