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中国代表、各国はイラン核協議合意の実行を呼びかけ

人民網日本語版 2015年07月21日14:04

 中国の劉結一国連大使は20日、各国は各自の約束をしっかりと履行して、イラン核協議合意の各規定を確実に実行するべきだと表明した。新華網が伝えた。

 国連安保理は20日、イラン核問題をめぐる6カ国とイランのウィーンでの最終合意を承認する決議を全会一致で採択した。劉大使は採択後「安保理が最終合意を決議で承認したことは、合意履行に向けた重要な一歩であり、良いスタートだ。今後10年間の合意実行はより重要だ。各国は安保理決議と最終合意をバランス良く、正確に、全面的に実行すべきだ。相互尊重と平等互恵の原則に基づき、履行過程において生じる溝を適切に解決し、誠意を示し、最終合意の実行という大きな方向性を把握するべきだ」と指摘した。

 劉大使は「イラン核問題は10数年間、何度も曲折を経て、ついに政治的解決の成果を得た。最終合意は国際的な核不拡散体制を維持するもので、イラン側は核兵器を開発しないとの政治的約束をした。同時に合意は原子力の平和的利用というイランの正当な権利を認め、イランと各国との関係も新たな1ページを開いた」と指摘。

 「中国は常に建設的姿勢でイラン核協議の成果を後押ししてきた。引き続き責任ある姿勢で、最終合意の実行に新たな貢献を果たす」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年7月21日

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