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北京・張家口の22年冬季五輪招致、国民生活にも多くの利益 (2)

人民網日本語版 2015年07月29日13:08

6月20日、オリンピックデーランイベントで、冬季五輪招致成功を応援する旗を掲げる張家口の市民

一連の大気汚染対策はすでに着実な成果を挙げている。データによると、今年上半期、北京市の大気の質は大きく改善し、大気質が1級(優)だった日は23日間で、前年同期比7日増加した。一方、重度汚染の日数は累計16日間で、同9日減少した。

このほか、五輪の招致によって、都市の持続可能な発展や、北京・天津・河北の協同発展が促進されている。北京五輪都市発展促進会の蒋効愚副会長は、「たとえば北京市の軌道交通を例に取ると、2002年の時点での総延長は54キロだったが、北京五輪の開催により、2008年には200キロに達した。2014年には500キロに達している。2020年には1千キロに達するだろう」と指摘する。

王安順市長は「北京と張家口による冬季五輪の共同招致は、中国が実施中の北京・天津・河北協同発展戦略とも合致している。冬季五輪の招致により、同地域の産業構造調整が促進され、交通を含むインフラ建設が加速し、都市建設と管理水準が高まり、大気汚染の防止・環境保護が推進されるだろう。これは、ウィンタースポーツ産業の発展に有利なだけでなく、雇用の創出、国民生活の改善にもつながる。北京・天津・河北の文化観光ベルトの発展により、スポーツ・文化・観光・レジャーなどの産業で60万人の雇用が創出できる」と語る。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年7月29日


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