女性の袁さんは1999年に熊さんという男性と結婚し、翌年に女児をもうけた。結婚中、彼女は夫とのケンカが原因で女児を連れて実家に帰った。お互いに冷静になるためにとの願いからだったが、電話をするといつも彼に激怒され、袁さんのほうも意固地になり家に帰らなかった。彼女は「彼はすぐに電話をかけてきて離婚を切り出し、早く手続きを済ませるよう言ってきた。離婚後何日かして、友達が『実は彼はくじで500万元(約1億円)当たった』と教えてくれた。しかし熊さんは『当選したのは自分じゃなくて自分の母親だ』と主張」と話す。
彼女は、税を引いた460万元(約9200万円)の当選金について、これを夫婦共有財産と認め、半分の230万元(約4600万円)を要求する訴訟を起こした。現在2人は宝くじで訴訟を続けている。その娘をも証人にしており、見ていると悲しくなってしまう。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月30日