市場調査会社IDCがこのほど発表した最新のデータによると、中国の携帯電話メーカーがグローバル市場で快進撃を続けており、出荷台数では華為、小米、聯想(レノボ)が3位から5位を占め、サムスンとアップルの国際大手に続いた。華為と小米は増加率が25%を超えたが、聯想は携帯端末大手モトローラ買収後に発展するどころか後退し、5位を保ちはしたものの、世界出荷台数は昨年に比べ3割ほど減った。人民網が伝えた。
IDC発表の2015年第2四半期(4-6月)グローバル携帯市場統計報告によると、今年4~6月の世界のスマートフォン出荷台数は3億3700万台に上り、前年同期比11.6%増加した。サムスン、アップル、華為、小米、聯想(モトローラを含む)の上位5メーカーの出荷台数は1億8500万台で、世界全体の55%を占めた。
具体的にみると、華為とアップルはハイエンド製品の強みで売上を伸ばした、同期の増加率は華為が48%、アップルが35%だった。サムスンは世界一の座を保ったが、出荷台数と市場シェアは小幅に減少し、売上は同2.3%減少し、市場シェアは昨年の24.8%から21.7%に低下。モトローラを買収した聯想は買収の効果が現れておらず、売上は33%減少し、市場シェアは8%から4.8%に低下した。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年7月29日