バスから顔をのぞかせる釈放された中国人伐採者ら。 |
ミャンマーのテイン・セイン大統領は30日、6966人の受刑者に恩赦を与え、全員を直ちに釈放する決定に署名した。受刑者の中にはミャンマー国内での森林の違法伐採で判決を受けた中国人155人も含まれている。新華社が報じた。
ミャンマーの広報当局によると、恩赦を受けた受刑者には外国人210人が含まれている。ミャンマー大統領府の当局者によると、210人には、今年1月に、ミャンマー軍の捜査で身柄を確保され、最近、森林の違法伐採で判決を受けた中国人155人も含まれている。155人には今月22日、ミャンマー北部のカチン州の州都ミッチーナーにある裁判所が、懲役10-35年の判決を下していた。
中国外交部(外務省)の洪磊報道官は30日、「155人が判決を受けた後、中国側は、身柄の引き渡しを求めるため、ミャンマー側と意思の疎通を図ってきた。ミャンマー側は30日午前に、31日に155人の身柄を引き渡すと伝えてきた」と明らかにした。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月31日