その他、協同発展国家戦略の下、北京、天津、河北省は観光における迅速な連携を実現する。今年4月、3地域の観光当局は共同会議を開催し、観光の面における協同発展について意見を交わした。
大気汚染改善:3都市共通の基準設置で連携強化へ
北京、天津、河北省の大気汚染警報発令をめぐる、緊急連携システムの研究と制定が現在、検討されている。特に、北京、天津、河北省唐山市、廊坊市、保定市、滄州市が、統一された同システムを構築し、警報のレベル分け基準や緊急時対応策の統一化を進めている。
その他、3地域は今後、大気汚染改善に向けた各地域の連携も進める。例えば、北京市環境保護局は6月15日、資金や技術の面で、廊坊市や保定市をサポートすると発表した。2014年と15年の2年間、北京、天津、河北省の大気汚染改善のために、約140億元(約2800億円)が投じられた。
北京、天津、河北省、およびその周辺地域は今後、汚染物質排出に関する基準を統一し、排出にかかる料金の値上げに取り組む。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月4日