2015年8月5日  
 

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人民網日本語版>>社会・生活>>強制労働被害者

<企画>三菱マテリアルの賠償 国によって命の価値が違う?

人民網日本語版 2015年08月05日14:03

三菱マテリアル株式会社(もと三菱鉱業)が米ロサンゼルスで7月19日、第二次世界大戦中に日本軍の捕虜となった後、鉱山で強制労働を強いられた約900人の元米兵捕虜に対し、謝罪の言葉を伝えた。日本企業が公式に謝罪するのは今回が始めて。しかし、今に至るまで、中国や韓国の元強制労働者に賠償は行っていない。高齢化進む日本による強制連行生存者、果たして日本企業が謝罪の日まで待つことができるのか。

◎背景 三菱マテリアル、戦時中の強制連行で過酷な労働を強いられる

日本の外務省が戦後に公表している資料によると、中国人労働者約4万人が戦時中に日本に強制連行された。そのうち、3765人が三菱マテリアルやその傘下の企業で強制労働を強いられ、722人が死亡した。その他、日本は戦時中、米国人労働者約1万2千人、朝鮮半島の労働者約6万人、カナダ人労働者約1600人にも強制労働を強いた。

◎被害者への賠償 差別アリ

●米国の元捕虜に謝罪

○米国強制労働者:約1万2千人

三菱マテリアル株式会社(もと三菱鉱業)が米ロサンゼルスで7月19日、第二次世界大戦中に日本軍の捕虜となった後、鉱山で強制労働を強いられた約900人の元米兵捕虜に対し、謝罪の言葉を伝えた。元米兵捕虜900人を代表して謝罪を受けたジェームズ・マーフィー氏(94)は、強制労働を強いられた元米兵捕虜の中で、今も健在である2人のうちのひとり。>>

三菱マテリアルの木村光常務執行役員が、マーフィー氏に対して謝罪の言葉を述べ、「三菱鉱業の事業を引き継いだ企業として、我々は、過去の悲劇に対する道義的責任を重く受け止めている」と話した。


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