広東省中山市、中国最大の月餅輸出都市に

中国革命の先駆者である孫中山（孫文）氏のふるさと、広東省中山市には、焼き菓子類の加工企業が1000社近くあり、一定規模以上の工業企業（年売上高2000万元以上の企業）は97社で、年間生産高は50億元に達しており、従業員はおよそ8万人いる。中山市製の月餅や杏仁餅（アーモンドビスケット）などの焼き菓子は海外でも名が知られている。データによると、2014年、中山市から月餅1007トンをアメリカ、カナダ、オーストラリア、欧州連合（EU）など24の国や地域に輸出し、1012万4100ドルの輸出額は中国輸出総額の50.7％を占めていた。中国国際放送局日本語版が伝えた。

現在、中山市は中国最大の月餅輸出地となっている。中山市出入境検験検疫局は3日、「中国国家焼き菓子類検査重点実験室が中山市に設けられ、地元食品産業の発展が促進されることになった」と発表した。（編集SC）

「人民網日本語版」2015年8月5日