遊び心のある日本人が最近、「Avant Santelubain 999」と呼ばれる自動入浴機を開発した。外観を見ると、この装置は蓋つきのバスタブのようだ。使うときにはCTスキャンのように中で横になれば良い。入浴機は自動で泡を出し、体をこすり、水で流してくれる。入浴後はボディーローションを塗り、サウナやスパもできる。さらに自動的に装置内の洗浄と消毒を行うため、手間が省かれる。央広網が伝えた。
この奇抜な機器が登場すると、「日本人は際限なき怠け者」、「怠け者の極み」などの声があがった。
しかし1970年に開かれた大阪万博で、三洋電機は全自動超音波入浴機を展示していた。その外観は豆のさやに似ており、使用の際には梯子で登る必要がある。これと比べると現在の製品は使いやすく、一部の国と地域では購入も可能だという。
実生活において、入浴までロボットに手伝ってもらおうとする人は少ない。ただしこれを高齢者介護施設や病院などで活用すれば、高齢者や障害者の日常生活の利便性が大きく高まるだろう。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月14日