軍事パレートを迎えるに当たり、北京市が講じた措置
1 昇降式のトイレ車を設置し元兵士に配慮
今回の記念式典は移動式、固定式合わせて164基、2734ブースのトイレを設置し、531人の清掃員を配備した。天安門地区、軍事パレード沿線と軍事パレード村を重点的に、ニーズに合わせて整備した。このほか、元兵士が集まる場所、東方広場などにはトイレ車を投入し、市政市容管理委員会環境衛生管理室の周学勝室長は「正義路に設置した2基のトイレ車は元兵士が使用しやすいように、昇降機を配備し、上下に移動するバリアフリーの椅子を使用できる」と話す。
2 行進により粉塵が舞い上がらないように地面洗浄車を調達した。地面に座ることも可能。
市政委員会関係の責任者は軍事パレード当日朝8時に22台の地面洗浄車を調達し、天安門前の石畳の清掃を実施する。
3 健康バッグの配布、傘や食料を配備、ごみの持ち帰り
市政市容管理委員会の関係責任者は「今回の式典で主に天安門地区、長安街沿線の71個の1100リットル容量のゴミ箱を配備した。このほか、式典に参列する人のために今回初めて健康バッグを配布する。中には傘、レインコート、万能薬、食料、水などが入っており、ごみが出た場合には直接バッグに入れて持ち帰り、清掃員の負担を軽減する」と話す。
4 10年色落ちしないステンレス製の保護柵に交換
現在、長安街の複興門から建国門まで、府右街から南長街までの歩道、合計12.4キロメートルに固定された保護柵を全て交換した。市政市容管理委員会環境対策室の閻剣峰室長は、「保護柵は10年色落ちしない」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月2日