2015年9月14日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

北京・天津・河北交通一体化計画 公共交通ICカードの相互利用実現へ (2)

人民網日本語版 2015年09月14日13:58

国家交通運輸部(省)と国家発展改革委員会(国家発改委)は、「京秦(北京-河北秦皇島)高速道路」「京台(北京-台湾)高速道路」「首都エリア環状線・密涿(北京密雲-河北涿州)高速道路」の3本の高速道路を、北京・天津・河北エリアにおける国家高速道路の「断頭路(先端が切れてしまい、他の道路に繋がっていない道路)」であると認定した。2017年までに、これらの高速道路のあらゆる「断頭」部分の相互接続が実現する見通し。

また、北京・天津・河北は、全長約940キロメートルの「首都エリア環状高速道路」を建設する。京台高速道路が完成すると、「国家高速道路ネットワーク計画」に組み込まれている7本の高速道路が、首都を中心に放射状に延びることになる。

1枚のICカードがあれば、北京・天津・河北エリアでの相互利用が可能となる。2017年までに、同エリアの市バスと地下鉄の「共通交通ICカード」の相互利用実現に尽力する方針だ。

〇北京・天津・河北の空港一体化

河北省国有資産監督管理委員会(国資委)と首都空港集団公司は6月初め、「河北空港管理集団有限公司・首都空港集団公司管理委託協定書」を取り交わし、河北空港集団は首都空港集団の管理体制に組み入れられた。これにより、北京・天津・河北3エリアの主要空港の統一管理と一体化運営が実現することとなった。

北京空港の利用客・趙廷竜さんは、北京から西安まで航空機で向かう場合、数カ月前に購入する早割の安いチケットでも約600元(約1万1千円)するが、天津を経由する便ならば400元(約7600円)で購入できることを、つい最近知ったという。


【1】【2】【3】

関連記事

コメント

最新コメント