国務院新聞弁公室は21日午後、第18回党大会以来の司法体制改革の発展および成果の状況を発表した。人民網が伝えた。
――検察院は検務公開を推進して以来、高官の腐敗事件の取り調べに関する情報を公表してきた。最近はこうした情報の公開が少ないようだが、これは腐敗対策の取り組みが弱まったことを意味するものか?
(最高人民検察院の孫謙副検察長)反腐敗の問題には、社会各界、国際・国内共に大きな関心を寄せている。2013年以来、中国は断固たる、果断たる反腐敗措置を講じて、習近平氏を総書記とする党中央の指導の下、厳格な党内統制を全面的に貫徹し、腐敗事件の取り調べをかつてないほど強化し、明らかな成果を挙げた。
孫氏によると、検察機関が取り調べた賄賂事件は年3万5000~4万件で、2013年から今年8月までに計11万件、14万人を取り調べた。このうち県・処級幹部は1万125人で、 地・庁級幹部は1255人。副部級以上で司法手続きに送致されたのは62人だった。また、副部級幹部2人の本格的な捜査が本日始まった。9月以降、4件となる。1カ月で4件、これは減ってはいないだろう。
第18回党大会以来の反腐敗の取り組みは空前のものだ。その深み、広がりのいずれにおいてもだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年9月22日