互いに見守り助け合う中で協力を求め、相互利益とウィンウィンの中で繁栄を実現し、交流と学び合いの中で文明を発展させ、力を合わせて困難を克服することで未来を切り開く必要がある。
▽観点3:発展の潜在力に富んだ沿線地域
「1ベルト、1ロード」の沿線各国は、東西双方の文明が集まる場所にあり、人口総数は約44億人、世界の63%に達し、経済の総量は約22兆ドル、世界の30%に達する。人材資源や自然資源が豊かで、産業構造は補完性が強く、発展の潜在力に最も富んだ地域と言える。協議・共同建設・利益共有を原則として「1ベルト、1ロード」を建設することは、各方面が比較優位を発揮し、沿線各国の発展戦略の連携を推進し、沿線国家が肩を並べて運命共同体を形成するのを促す役割を果たす。
▽観点4:提唱者・実践者・推進者としての中国
中国は、「1ベルト、1ロード」の提唱者であり運命共同体の提唱者でもあると同時に、断固とした実践者・推進者でもある。「中国の発展という列車への相乗りを歓迎する」という度量を持つと同時に、「責任ある大国の役割をさらによく発揮する」という約束も忘れていない。エボラ熱とのグローバルな戦いから、対外貿易投資における大規模な協力まで、中国は現在、共同で発展し共同で繁栄を求める利益共同体・運命共同体・責任共同体の全力の建設を各国とともに進めている。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年9月22日