外交部、南沙諸島での中国の建設活動は軍事化とは無関係

　外交部（外務省）の洪磊報道官は24日の定例記者会見で「南沙（英語名スプラトリー）諸島の一部島・礁での中国の建設活動は軍事化とは無関係であり、いかなる国も標的にせず、国際法にのっとり各国が享受する南中国海の航行と飛行の自由も妨げるものではない」と表明した。

　――中国側は島・礁建設を継続するか？

　中国はすでに今年6月に南沙諸島の一部の駐屯島・礁での埋め立て作業を終えた。われわれは関係島・礁に民事施設を増設し、国際的責任を履行し、地域の国々に公共財とサービスをより良く提供する。例えば、灯台2基を建設し、駐屯人員と往来する船舶に安全と便宜を提供している。われわれは必要な防御施設も建設する。こうした建設は適度なもので、軍事化とは無関係で、いかなる国も標的にしておらず、国際法にのっとり各国が享受する南中国海の航行と飛行の自由も妨げるものではない。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年11月25日