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北宋・蘇東坡の「レシピ」初公開 トンポーロウは「お湯で煮込む肉」だった (3)

人民網日本語版 2015年12月07日15:13

清朝・道光壬辰年に完成した眉山三蘇祠「三蘇全集」

「蘇東坡全集」には、トンポーロウのレシピのほか、「食豆粥頌」「東坡酒経」「老饕賦」なども収録されている。徐部長によると、これらの資料はいずれも、蘇東坡が肉を調理し、酒を醸造し、粥を煮ることが得意だっただけではなく、正真正銘の美食家であったことを証明しているという。蘇東坡は、肉だけではなく野菜も好み、豊湖のほとりで採れる藤菜(フジナ)を杭州西湖のジュンサイに見立てた。彼にとって、野菜は鶏・鴨・魚の肉よりずっと美味しかった。徐部長は、「蘇東坡の創作した美食に関する詩は百編を上回る。彼は正真正銘の美食家といえよう」と指摘した。

これらの古書は、今回特別に初公開されるが、今後は三蘇祠で保管され、展示される可能性はないという。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年12月7日


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