2015年12月15日  
 

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東京で「南京大虐殺78カ年 2015年東京証言集会」

人民網日本語版 2015年12月11日10:40

 

東京で9日夜、「南京大虐殺78カ年 2015年東京証言集会」が行われ、南京大虐殺の生存者・陳徳寿さん(83)が、約220人の日本人を前に、中国を侵略した旧日本軍が南京で犯した数々の悪行を証言した。人民日報が報じた。

約30分の証言を、聴衆は真剣に聞き、多くの人がメモを取っていた。

市民団体の連絡組織「南京大虐殺60カ年全国連絡会」が約20年にわたり毎年、南京大虐殺の生存者を日本へ招き、証言集会を開いてきたものの、今回で最後を迎えたとあり、多くの人が参加した。東京品川区に住んでいる60代の大木さん夫婦も参加者の一人で、「今までは南京大虐殺のことをあまり知らなかった。新聞で、今回がおそらく最後の証言集会であることを知り、参加した。生存者の証言を聞いて、歴史の事実が分かった」と語った。

証言集会が始まる30分前には会場のドアの前に長蛇の列ができ、100人ほどの参加の予想のところ約220人が参加。150人しか座れない会議室に、さらに椅子が並べられたものの、床に座る人のほか、ドアの外で20人ほどが立ち見するほどだった。


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