中国銀聯は12日、商業銀行約20社以上と共同で、ホストカードエミュレーション(HCE)とトークン(Token)の技術を利用した決済サービス「雲閃付」を発表した。中国の金融機関が共同で同サービスを発表するのはこれが初めて。一層安全で便利なモバイル決済が実現することになる。今後、外出する時にはスマホの「雲閃付」をかざすだけで、安全に支払いを済ませることができるようになる。人民日報が報じた。
世界最先端技術を駆使した「雲閃付」は、モバイル決済の安全性と利便性を実現。今後のモバイル決済の発展の方向性を示している。
今後、近距離無線通信技術・NFC機能を備えたスマホがあれば、銀行のアプリをインストールし、「雲閃付」機能のセッティングをすれば、「閃付」の表示のある店で販売時点情報管理(POS)端末に振りかざして、決済を済ませることができる。また、オンラインショップの銀聯オンライン決済を通して、安全に決済を済ませることもできる(ショートメッセージに送られてくる確認コードでの認証なし)。
「人民網日本語版」2015年12月14日