テスラ・モーターズは13日、同社の自動車製品の中国新国家標準との100%の互換性を早期実現すると表明した。北京日報が伝えた。
テスラは、新国家標準が発表されてから、積極的に対応を進めているとしている。まず既存車種の改造だ。米国本社のR&Dセンターはすでに、中国の新国家標準に合わせた改造計画を打ち出している。中国のオーナーの充電の需要を満たすため、テスラは変換設備を開発しており、これを充電プラグに直接差すことで使用できる。テスラはまた、既存の充電施設の改造も計画中であり、新国家標準の条件を一日も早く満たすよう努力するとした。
その他のブランドとの充電設備の互換性が注目されているが、テスラ中国公共政策・充電インフラ総監の高翔氏は、「新国家標準は充電スポットの電圧の等級を限定している。通信プロトコルにより、異なる充電スポットでテスラの充電を行うことは、技術上は可能だ」と述べた。今後の充電スポットのビジネスモデルについては、現時点で具体的に予想することは出来ないが、ブランド間の協力の勢いは競争を上回ることになりそうだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月14日