生体認証技術を搭載したスマート幼児教育クラウドプラットフォームが、南京市の6カ所の幼稚園で試験的に運用されている。幼稚園に児童を迎えに行く親は、「顔認証」を行い、認証されなければ児童を引き取れない。児童1人当たり6人の保護者の生体情報を保存でき、カード、指紋、顔など複数の「関門」を突破しなければ、児童を幼稚園から引き取れない。これは児童の送り迎えの安全を効果的に保障する。人民網が伝えた。
南京市栖霞区第一実験幼稚園の王飛園長は、「児童の安全は最も重要だ。これまでの送り迎えには、多くのリスクが存在していた。いつもと違う保護者が引き取りに来る場合、幼稚園側はその一人ひとりを認証できなかった。このシステムがあれば、児童の安全を保障でき、責任を明らかにしやすく、双方のトラブル発生を防止できる」と話した。同システムは情報発表、本日の献立、教育計画といった機能により、保護者と教員の日常管理の情報交流を可能にする。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月14日